相続放棄

相続財産には、プラスの財産だけでなく、マイナスの財産も含まれます。
そのため、被相続人が多額の借金をしていた場合にそのまま相続をすると、相続人が借金を背負うことになってしまいます。
これを回避する方法として、相続放棄という手続きがあります。
相続放棄をすると、初めから相続人ではなかったとみなされるため、借金を背負うことはありません。
ただし、財産を一切引き継げなくなるため、相続したい資産があったとしても相続できなくなりますので、ご注意ください。
このことから、相続放棄をするか否かは、慎重に判断すべきであるといえます。
しかし、相続放棄の手続きには期限がありますので、長考しすぎてしまうと、手続きが間に合わなくなってしまうおそれがあります。
相続財産の全体像を把握するための調査をしつつ、相続放棄の手続きについても調べて、どうすべきか検討するとなると、大変かと思います。
そのような場合に、ベストな選択肢の提案を受けるために弁護士に相談するというのも一つの方法です。
相続放棄の手続きを行う際も、弁護士に相談・依頼することで、限られた時間の中で適切に相続放棄を行うことができます。
名古屋で相続放棄でお悩みの際は、グループ企業の弁護士法人心にご相談ください。
相続放棄をするかどうかや、相続放棄の注意点などについて、弁護士がご相談に乗らせていただきます。